2021年2月19日金曜日

香寺荘「竹取の湯」カッパサイダー&石井精肉店の猪肉「ぼたん鍋」

私が尊敬する人が
ジビエ料理を食ったときに聞いた話として、

畜産で人間が育てた家畜の肉より野生の肉、
農作で人間が育てた野菜穀類果物より天然の植物。

そういった自然天然ものの方が
より生命力を人間に与えるのだそうだ。

それを耳にして以来、
ジビエ料理を食べたかった。

で、
ジビエといえば鹿とか猪だが、
鹿より猪の方が美味いというのが猟師の相場。

ぼたん鍋を出してくれる店を探ってみたが
ちょっと遠い所ばかりで、
近くにあっても宿泊とセットが多い。

ところが。

家から30分ほどかかるが
姫路市夢前町に石井精肉店というのがあって、
そこは猪や鹿の肉を目玉に
ネット通販もやっているというのを見つけた。

で、
竹取の湯へ1年強ぶりに行ったついでに
石井精肉店にも寄ってみようと。

竹取の湯へ行くと、
今までは見向きもしなかったのだが
フロント前の売店でいろいろ売っていたので、
妻子が所望するものをそれぞれ買ってやり、
自分はこれを買って飲んでみた。


カッパサイダーと姫路城サイダーがあって
カッパサイダーが240円、姫路城サイダーは230円。

2本とも買っていこうかと思ったが、
妻も子も要らないと言うし、
仮に2本とも買って、
2本とも不味かったら
何か自己嫌悪に陥りそうというか
これからの道中、
気分が凹みそうな気がして・・・


やっぱ1本だけにするか?!
いっちょ運試しっつうか御神籤引く感じで・・・
どっちかを選んでみようって事で・・・

それで、
姫路城サイダーってのも・・・、
なので、
カッパサイダーを選んだが、
まあ地味に美味しいというのが感想。


柚子の味がする。
炭酸は控えめ。

柚子の果実だろうか、
それらしき物が沈殿していて
微妙に高級感・本物感が漂うw

福崎町で作っているようです。

そういえば、
カッパは福崎町の町おこしシンボル。


強烈な何か、というか、
強くアピールしてくる物はないが、
薄味なのでグルメや年寄りにはお勧め。

まあ、
次回は姫路城サイダーに挑戦しようかな。

他にも、
妙に安い物とか、
流行りの物とか、
いろいろ売ってます。

それと、風呂に入りに来た客が
次々にやって来て、
フロントマンたちはなかなか忙しそうです。

最初は険しい顔つきをしていたフロントの人たちも
私たちがいろいろ品定めしているうちに慣れて来た?のか、
勘定する時には笑顔というか微笑でした。



せっかくなので、
最近はあまりビデオを撮ってないしという事で、
特に見どころもないけど周りの景色をグルっと撮影。

このゲートボール場はいつもお年寄りが集まってます。

ちなみにこのゲートボール場の、県道?沿いの斜面は
春になると芝桜が綺麗に咲きます。

この斜面が一面、芝桜満開になったら、
ヤマサ蒲鉾の芝桜を見に行くのもいいですね。


ちなみにこっちは
恒屋城跡がある山です。

この角度からは見えませんが。

少しづつ整備工事が進んでいるようで、
徐々に石垣がはっきりと見えて来て、
幟が風にはためいていて、
知らぬ人が見ると「?」と思うことでしょう。

大したものではないと思いますが、
いつかは登ってみたいです。

さて、
次に石井精肉店へ行くと、
何度も通ったことがある道沿いにある店だったが、
意外なほど客が次々にやって来るのに驚いた。

田舎の人はお金持ちというけど、
高級車で乗り付けて来る奥様とか、
「高級ブランドの普段着」で来る女性2人組とか、
なんかこの肉屋も只者ではないという気がw

猪肉、ぼたん鍋用のスープ、
他にも妻がいくつかみつくろって買って帰った。


帰り際に、店の人に聞くと、
猟師が放血~内臓抜き~冷却までやった個体を
状態を見て引き取るというか買い受けるような流れだそうで、
店のHPに書いてあったのと同じであった。

思えば30年前、丹波篠山の国民宿舎で宿泊してボタン鍋を食って
ちょっと独特の臭いがするなあという記憶があったので、
あまり期待せず、
猪肉は鍋用の切り落としパックにした。

400gで1640円なら、そんなに高くない気がする。
(スーパーなどでの肉の値段など知らないので、飽くまで感覚だけど)

で、ぼたん鍋用秘伝のスープっていうのが
スーパーで売ってる鍋用の市販に比べて高い気がしたけど、
せっかく猪鍋を食うんだから、ということで奮発。

他に私の目を惹いたのは
NZ産のハラミだが、
抗生物質だったか成長ホルモンだったか、
そのどちらもだったか、
を与えてない良質な高級ハラミだと。

私は焼肉するならハラミだけでもいいくらいなので、
ちょっと気になる一品だった。


↑これはオマケ?で付いて来た山椒の粉末。

秘伝スープにも山椒が原料で入っていて
十分にその風味はあったが、
この粉末を加えると濃厚さが増して、それもアリだった。

白い方の紙は、開いてみると、簡単なレシピになっている。
赤い方は、ただの札というか。


夢前川ぞいの景色を楽しんで帰るつもりだったが、
肉を買ったのと、子供が某お店でおしっこした時に
ズボンやパンツに小便がかかってベチョベチョになったので
ゴダイ薬局でタオルを買ってお尻に巻いた状態で急いで帰った。


帰宅してすぐにぼたん鍋の時間になったが
昔の記憶とは大違いで美味い!

正直、びっくりした。

あの30年前の猪鍋はなんだったのか?

秘伝のスープの味が濃いというのもあるだろうが、
それでもこんなに旨いなら、月1ペースで食いたいと思った。


ちなみに子供はハンバーグ食いたいというので、
猪肉は食わず。

なので肉は半分ほど余った。


さて、食い終えてからフッと心配になったのが、
菜箸を使わず、
私も妻も、自分の箸で生肉をつまんで鍋に突っ込んだ事。

猪や鹿などの野生獣肉はE型肝炎ウイルスがついている可能性がある。


不安を覚えてググってみると
取り箸や皿も分けるように、との忠告が多く見られた。

で、ビデオを見直してみると
私も妻も、肉を雑につまんで引っ掻き回したりした後、
そのまま箸を引っ込めてしまっている。

箸の先を鍋の底に付けて1~2分ほど加熱すれば安心だったが
うっかり忘れてしまっていた。

もし2~6週間後に肝炎の症状が出たら
この時の猪鍋が原因だろう(汗)


ただ、E型肝炎は稀に劇症化するが、
ほとんどが自然治癒するらしく、安静にしてれば治るとの事。

後の祭りではあるが、
皿と箸とを熱湯消毒しておいた。

肉がなければウィルスは死滅するだろうから、
食った後に皿や箸を消毒しても無意味だが
もしかしたら空気中でも24時間ほど生き延びるかもしれぬし、
まあ気休めでもいいから、ということで。

しかし・・・気のせいか何だか・・・(焦)
症状が出るには早すぎるがw

2021年1月17日日曜日

鶉野飛行場跡~いっぷくせんべい半月庵

鶉野飛行場跡

加西市鶉野町にあります。

現在は加西市が管理しています。


紫電改の実物大模型は第1第3日曜日に公開しています。

詳しくは加西市HP(↓)を。

紫電改の原寸大模型

公開は午前10時から午後3時で、

私たちは10時ちょうどに着きました。

駐車場は半分も埋まってなかったですが、すぐに説明が始まりました。

なので、

10時の説明開始時にはスタンバイする方がよいでしょう。

少しづつ客は増えて行きますが、

最初に戻って説明しなおすことはないからです。

人力で格納庫から出して

凛々しい姿を見せてくれます。


零戦(ゼロ戦)は高性能で有名ですが、

それを上回る驚異の性能を持った戦闘機が紫電改です。

「紫電改の鷹」という漫画もあったくらいです。


それを模型とはいえ、原寸大で見られるのは感動ものです。


操縦席に座って、MAX3分間ほど、楽しむ時間もあります。

この体験には、ボランティアへの寄付をお願いされます。

私たちは、格納庫内の売店でお土産を買った釣銭200円を寄付しました。


他にも近隣に多くの遺跡、跡地があります。

例えば防空壕跡や、飛行機操縦の練習機展示などです。


私たちは練習機も見に行きました。

紫電改の格納庫からは車で1~2分の距離です。


一見、なんかポツンと寂しい気がします。


しかし、米軍の爆撃を免れるため

平原に駐機して、草などを上に載せて隠した跡地との説明を見て

俄然、貴重な遺跡なのだと認識しました。


この日は風が強くて寒かったので

防空壕跡はまたの機会にして、次の目的地へ向かいます。


いっぷくせんべい半月庵 加西店

兵庫県加西市常吉町東畑647-9

営業時間:

午前9時~午後6時(冬季12月~2月・日、祭、祝日は午前9時~午後5時)


友人に教えてもらったせんべい屋さんです。


姫路市内にも支店がいくつもありますが、

加西店は工業団地内にある工場内の売店です。


敢えて加西店に来た理由は、

割れてしまって普通に売れない品を袋詰めした「われせん」、

それを売っているのはこの加西店だけだそうだからです。


私たちが行った時は

われせんは塩味の一種類のみで、

しかもグループあたり3袋までの制限がありました。


通常なら1人3袋までOKですが、

最近は武漢肺炎のせいで生産量を落としており

われせん発生量も少ないため、

1つのグループにつき3袋なのだそうです。


店内は綺麗で、

デパートに出店した店を小さく凝縮したような感じです。


案の定、妻はポンポン、ポンポン、

籠にプロパー商品も放り込んでいき、

結局、勘定は2000円ほどになりました。


流石に1袋200円の「われせん」を

3袋買って600円だけで帰るのは無理でしたw


試食品も数枚もらえますし、

通常はせんべい焼き体験もできるそうで、

子連れでも楽しめそうです。


ポイントカード?

を作ってくれたので、有難く頂戴して店を出ました。

また来るでしょうから、

「ポイントは貯めておいた方がいいかなと・・・(袴田吉彦ふうにw)」

これで本日は予定終了。


ちょうどお昼になったので、

イオン加西北条へ行って昼食をとり、

ブラブラしてから帰宅しました。

2021年1月14日木曜日

安志加茂神社(安志稲荷神社)2021年初詣~喜天華(ラーメン屋)

 今年は妙にやることがたくさんあって、

なかなか安志加茂神社(安志稲荷神社)に来れませんでした。


毎年、真の初詣は、近所の氏神様にお参りするのですが、

次に少し遅れてここへお参りします。


毎年、稲で作った巨大な干支が迎えてくれます。

全長5.5m

高さ4.5m

重さ3トン

です。


藁で作った物なので、もっと軽いような気がしてましたが

実際には物凄く重いですね。

普通4輪車で1tからせいぜい2tですからね。


で、これはたしか、3月中旬ころまで残してあるはず。

先ずは境内に入って最初の巨大干支でした。


と、もう一つあります。


こっちが奥にある、

2つめの巨大干支で、神社近くにあります。

今年は手持ちの5円玉が少なかったので

投げるのは1回だけ。


この説明書きによると、
実は由緒正しい歴史ある神社のようです。

さて、
神社参拝を終えた時点でまだ17時ちょい前、
夕食には早すぎる。

どうやって時間をつぶそうか?

姫路方面へ南下すると
すぐにコープのスーパーがあったので
暇つぶしに買物でもします。

中に入ってみると、意外に良い品がたくさん。

例えばレモンは広島の尾道産が安い。

私はアメリカ産レモンは絶対に買わないのですが、
かといってポストハーベストでないレモンは
通常、米国産の2倍以上の値がついているものです。

が、ここのコープでは、
米国産とほぼ同じ価格だったので妻が大人買いをしました。

他にも殻付き落花生(千葉・八街産)の、
潰れたり欠けたり色が悪かったりの所謂「わけあり」品が
普通のきれいな商品の半額くらいで。

1袋400円ほどなので、中国産の数倍の値段ではありますが、
私は中国産はタダでも買いません。

凄い価格差だとは思いつつも、
いつも1袋1000円くらいの千葉産を買います。

他にも干し芋、果物類・野菜類など、
思わず大量に買い物してしまいました。


買物が済むと、もうやる事もないので、
夕食には少し早いけど入店しました。


何にしようか考えていると、
店の奥さんが
「日替わりもありますよ」
とのことで、私は日替わりを注文。

ラーメンは味噌にしました。

前回は豚骨でしたが、
今回の味噌味も美味しかったです。

帰る前にトイレに入ると
巨大な松ぼっくりが並べてあったので聞くと、
夢前町の杵築神社で貰ってきたそうで、

「一つあげる」と言って、

籠に入ってた大きなのを1個くれました。

子供も喜んで、
帰宅後もずっと遊んでました。


写真で見ても、巨大さにピンと来ないかも。

全高 18cm もあります。

いつか、夢前町の杵築神社へも行ってみようと思いました。