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2012年8月12日日曜日

UFC150 観戦 

メインイベントは
Henderson VS Edgar Ⅱ。

ライト級タイトルマッチでした。

Ⅱというのは2回目の意味。
以前戦ったことある組み合わせです。

前回はエドガーが優勢に進めていたのに
一発の蹴りで逆転したようで
判定でBenson Henderson が勝っています。

今回も結局ヘンダーソンが判定勝ち。

素人目には微妙でしたが
判定は一応、各種ポイントを数値化していて
数字ではベンが圧倒的に上でした。

他の試合に面白いのが多かったので
このメインイベントはイマイチに感じました。

個人的に特筆すべきは、神奈川県出身の
 OKAMI YUSHIN という日本人選手。

柔道黒帯と紹介されてました。白人選手に楽勝。

直近9試合で6勝していて期待が持てます。

単調な攻めの白人選手に対し、
組みついてから引きずり倒して上になり、
相手のガードの脚を抜いてサイドやマウント取って殴る
というパターンで最後はTKOで勝ちました。

これからも頑張ってほしいです。

他の試合も、キックが顔に入って決まったり、
カウンターパンチで一瞬にして逆転したり、
パンチでダメージで与えてフロントチョークで一本取ったり
今回は全般に面白い試合が多かったです。

今回の会場は
コロラド州?デンバーのペプシセンターでした。

2012年8月6日月曜日

UFC観戦 Shogun VS Vera

UFCをテレビ観戦するのは3週間ぶりです。
朝起きられないので夜の再放送で見ました。

今回のメインイベントは
Shogun Rua VS Brandon Vera
マウリシオ・ショーグン・ルア VS ブランドン・ベラ(ヴィーラ)。


テレビでは他にも試合があり、
 
1試合目 パウンドのパンチでKO
2試合目 下から三角絞めで一本勝ち、
3番目の試合はつまらなかったですが
それでもカウンターパンチのKOで勝負がつきました、
4試合目がメインで、4ラウンドで決着。

ショーグンはUFCライトヘビー級チャンピオンで30才。
ベラは34歳ですが上背がある。

試合展開は若干ショーグン有利で進んでいましたが
第2ラウンド、
パンチを顔面に受けてふらつきフェンスを背にしたベラ向けて、
ショーグンがたたみかけようとした時、
ベラのエルボーがショーグンの顔面に入り、
展開は混沌とし始める。

ベラは上背があるので
肘がショーグンの顔面に入りやすいのでした。

見るからにショーグンの方がフラフラしているのだが
ベラもダメージ大きかったのか決めにいかない。

辛くてもあそこでラッシュかけてれば
ベラがKOで勝ってたと思います。
まだ34歳なのでスタミナがないなんてことはないと思います。

第3ラウンドも互いにフラフラしながら
キレのない攻防をダラダラ続けていましたが
4ラウンド開始時にはとうとう、
ショーグンのスタミナは戻っているようでした。

案の定、ショーグンがパンチで攻めまくり
顔にフックが入ってベラがフラッとしたのは仕方ないとしても
顔をガードしなかったので追撃のパンチが2発入って
ベラは崩れて倒れました。

後はショーグンが上から殴るだけで
すぐにレフェリーが止めました。

ベラはよほど疲れていて
ガードの手を上げる力すら残ってなかったんでしょうか?

でもああいうのを見ると、
今話題の「無気力試合」という言葉が脳裏をよぎります。
というか筋書き決まっている「八百長」かと疑いたくなります。

振り返って、ショーグンのスタイルは
頭角を現しだした7~8年前と同じままですね。

テイクダウンしてからは強引に
相手が絡ませているガードの脚を何とかして引き抜き
サイドやマウントポジションから殴ったり技をかける、
このパターンは健在です。

ショーグンの強さは
昔はスタミナと言われてましたが
実は
エメリヤーエンコヒョードルのような天性の切り返しの速さ、
それは
インナーマッスルの発達ではないかと私は思ってきました。

それより今回思ったのは
よく何年もの長い期間
格闘技を続けられるなと感心します。

痛いし疲れるはずですし、
金や名誉もあるけど、
やはり格闘技が好きなんでしょうか。

博打でもそうですけど
勝てば面白いし疲れを感じないものですが
格闘技は痛いですからねえ(笑)

2012年7月8日日曜日

UFC148観戦

今回のUFC148はアメリカから生中継みたいです。

サブタイトルつまりメインイベントは
SILVA vs SONNEN Ⅱ

シウバといっても ANDERSON SILVA
プライドにも少し出ていた
ブラジル黒人選手アンデウソン・シウバです。

Ⅱということは以前この2人は戦ったみたいです。

番組内のビデオでは 、前回は
優勢に進め、パウンドで攻めていたソネンを
シウバが下から三角絞めで逆転一本勝ち、のようでした。

今回もソネンが攻め、
1ラウンドではマウント取って優勢でした。

シウバは打撃系と思ってましたが
マウント取られても守りが堅いのか
決め手を与えず1R目は時間切れで難を逃れました。

2R目も攻めていたソネンですが
ジャブに続けてバックハンドブローを繰り出したところ
シウバが2発とも軽くいなしました。

ソネンはバックハンドの勢い余って
オクタゴンのフェンスにぶつかり、
何と尻もちついてしまいました。

そこですぐにフェンスから離れて寝ころぶなり
立ち上がるなりして態勢を立て直せばよかったのに

しまったという気持ちが強かったのでしょうか、
シウバの目を見ながら考えていたのか
それともオロオロしていただけか・・・・

シウバが近づいてきて
尻もちついてフェンスにもたれたままのソネンに
ひざ蹴り食らわせ後は殴り続け。

パンチや回し蹴りでなく
膝をまっすぐに入れたのがシウバの巧さでしょうか。

ソネンはシウバに上に乗られてパンチを浴び続け
いったんは逃れたものの、
完全に流れはシウバに。

それからは1分も持たずレフェリーストップで終了。

この試合の2つ後に流れた試合も
積極的に攻めていた男が
不用意というかスローな後ろ回し蹴りをだして
相手にうまくつかまれて倒されガンガン殴られたりとか。

まともなK-1選手なら絶対やらないような下手な攻撃を
総合格闘技の選手のくせに大技出すから
かわされて相手にチャンス与えてしまうケースが散見されました。

バックハンドブローや後ろ回し蹴りというのは
一瞬相手に背中を見せる技で
しかもそう簡単に決まらない技。

決まっても相手に与えるダメージは小さい。
そのわりにリスクが高い。

特に優勢だったソネンなどは
それまでの攻め方で優勢だったのだから
そのまま普通に攻めていけばよかったのです。

テンション上がりすぎたのか
変なことするから自ら墓穴を掘ってしまった。

こういうことは格闘技に限らず
囲碁将棋やボードゲームとか相場やビジネス・商売、
ひいては人生にも言えることだなと思いました。

優勢なら変わったことをせず
そのまま地道な努力を続ければよい。

優勢をジワジワ拡大する作戦を採るべきなのです。

逆に不利なときは虎視眈眈と逆転を狙い
そのチャンスを待つ。

そのためにも変わったこと、妙なことをしてみる
というのは意外と有効です。

格闘技観戦してこんな事を考えるなんて
思いもしませんでしたが
もって他山の石としたいと思います。


それと
リキ・フクダという日本人らしき選手がオオトリを飾りました。

リキが左回し蹴りを出すときに
前に出ていた手の指が相手の目に入って
一時中断しました。

相手の白人選手は再開すると同時に
オリャー!と闘志むきだしのジェスチャーをし、
それが単純なアメリカ人の観客に受けました。

私はああいうのは全て
計算づくのパフォーマンスだと思っているのですが
あれで審判の心証は確実によくなると思います。

しかも日本人はそういう場合、
自分に過失はなくても
「悪いことしたな・・・・」
なんて気持ちが少し萎えたりしますから
追撃の手が緩んでしまいます。

結果はフクダの判定負けでしたが
これに懲りず、
日本人選手にはガンガン亜米利加へ進出して欲しいです。

小さな日本に閉じこもって
ちょっと小金持ちになって喜んでる場合じゃないです。

若い人には可能性があるのだから
アメリカやヨーロッパで修業しなさい、です。

これからの世代はアジアへ出て行って働け
という人をよく見ますが
単に金儲けだけならアジアでいいでしょう。

しかし日本という国は
テクノロジーは最先端の先進国でも
意識とか考え方とかは欧米に対して遅れているのか
それとも逆にもしかしたら進みすぎてるのかもしれませんが
いずれにしても世界の潮流とズレが大きすぎると
上手くいかない事が多いでしょう。

とにかく現在の世界を牛耳っているのは白人なので
奴らから勉強することは多いはずです。

たとえば仮に中国に住んでも
身に着くのは「人間不信」とか
醜いものを見た、知った
なんてロクでもないことばかりでしょう。

金稼ぐためにそんな嫌な気分で生きてて楽しいのか
と中国礼讃する輩には説教してやるべきです。


さて今回も睡眠時間3時間で起きて
早朝から見たので半分くらいウトウトしてました。

特に今回は3時間50分の番組で長かったです。
よく寝れた(笑)

夜に再放送なので
もう一回見てみようかな。

2012年6月25日月曜日

UFC147観戦

UFCの試合は一種のドラマなので(笑)
読書ではありませんが。

テレビでは私にとって早朝の放映で
睡眠3時間で起きて見たため
ウトウト、ボーっとしながらで
今回は強烈な印象は薄かったです。

3時間番組なのですが
2時間くらいウトウトしながらの観戦でした。

まだ目が冴えていたのは
2試合目のファブリシオ・べウドムの試合です。

ウェウドムはブラジリアン柔術の達人ですが
右アッパーカットで倒してから殴りまくって勝つという
柔術家らしくない勝ち方でした。

メインイベントは
リッチ・フランクリンVSバンダレイ・シウバ。

シウバとフランクリンの試合は
結果はフランクリンの判定勝ちですが
どちらが勝ちか判定下るまでわかりませんでした。

2ラウンドはシウバのチャンス
3ラウンドはフランクリンのチャンスがあり、
互角かなという感じです。

ただ3ラウンド以降、
シウバがちょっと消極的になったのが
試合の流れに微妙に影響したかもしれません。

それと、第4ラウンドに
シウバの前蹴りがフランクリンの股間に入って
リッチが悶絶してしばらく中断するハプニングがあり、
直後のスローを見ると
・・・・
金的を狙って蹴ったように見えます。

その分が減点なのかもしれません。

シウバが蹴ろうとした瞬間に
フランクリンのパンチが飛んできたので
シウバも瞬時に対応して
キックの軌道がずれたのかもしれませんが。

最終第5ラウンド開始時に画面下部に出た
途中採点と思しきテロップでは
4ラウンド終了時点でシウバが優勢でした。

シウバのプロ根性でしょうか
残り1分くらいの時に
観衆を煽ってからラッシュに出たのですが
その時に顔面にジャブを数発くらって
顔が腫れ、出血したのが最後の敗因かもです。

夜に再放送があったので
最後の2試合だけもう一回見ましたが
頭も体も起きてる状態で観戦するのが一番ですね。

シウバの全盛期は約10年前ですが、
プライドに出ていた頃と比べ
筋肉の盛り上がりが小さくなり体がしぼんだようなのと
顔が少し変わってしまったようです。

回転の効いたパンチのラッシュも大人しくなり
試合に迫力がなくなりつつあります。

それでも相手のキックやパンチに合わせて
右ストレートのカウンターパンチを出すのがうまく
35歳になった現在でもまだまだ現役で戦えてますね。

シウバの根性を見習いたいです(笑)

2012年5月27日日曜日

UFC146 観戦

読書でも映画でもないのですが
ひさしぶりにテレビで観戦しました。

番組は2時間45分にまとめられてました。

かつての日本の「プライド」と違って
グラウンド状態で
上になった選手が肘を使って
下になった選手の顔面を攻撃するパターンが多く見られます。

1-2年前にエメリヤーエンコヒョードルを
メッタ殴りにして勝ったアントニオシウバという選手がいますが
今回それをやられて眼の周りから出血、
血が眼に入って見えなくなったらしく
ボロボロに殴られレフェリーストップという結末など。

全体としては打撃で決着がつくケースが多く
サブミッションで一本勝ちは少なかったです。

あと格闘技の試合を見ると
私がいつも思い出すことがあります。

高校のボクシングで日本一になった後輩がいますが
彼がよく言っていた一言。

試合開始のときに拳を前に出して
互いに合わせる一種の「挨拶」をしようとする選手がいますが
自分からそういう事をしてくる選手は弱い、と。

これから殴り合いをしようというのに
「どうぞ宜しく」みたいな挨拶を求めてくるなんて
勘違いしているんだよ、と。

彼の言葉を聞いたのは20年くらい前ですが、以来、
本当にそうなのか?
統計的にはどうだろう?
と思いつつ観戦するようになりました。

後輩の話を聞いて以来
今までで一番その言葉の通りだと思っていたのが
全盛時のヒョードルも
自分から拳を差し出すことはなかったな
いうことでしたが
今回のUFC146は彼の言葉の通りになっていました。

例外もありましたが、例えばメインイベントの勝者
ジュニアーデスサントスなどが
優勢になってから2ラウンド目にやるとか、
そういう場合は拳を差し出した方が勝ってます。

それも含め、
必ず挨拶を求める方が負けてる訳ではありませんが
プロの世界でさえそういう傾向があるのかなと思います。

なお、その後輩は3年前かな?
わがままで有名な女優と結婚した男と同じ名前です。

あの有名な2人は案の定、離婚しましたが。