2012年8月6日月曜日

UFC観戦 Shogun VS Vera

UFCをテレビ観戦するのは3週間ぶりです。
朝起きられないので夜の再放送で見ました。

今回のメインイベントは
Shogun Rua VS Brandon Vera
マウリシオ・ショーグン・ルア VS ブランドン・ベラ(ヴィーラ)。


テレビでは他にも試合があり、
 
1試合目 パウンドのパンチでKO
2試合目 下から三角絞めで一本勝ち、
3番目の試合はつまらなかったですが
それでもカウンターパンチのKOで勝負がつきました、
4試合目がメインで、4ラウンドで決着。

ショーグンはUFCライトヘビー級チャンピオンで30才。
ベラは34歳ですが上背がある。

試合展開は若干ショーグン有利で進んでいましたが
第2ラウンド、
パンチを顔面に受けてふらつきフェンスを背にしたベラ向けて、
ショーグンがたたみかけようとした時、
ベラのエルボーがショーグンの顔面に入り、
展開は混沌とし始める。

ベラは上背があるので
肘がショーグンの顔面に入りやすいのでした。

見るからにショーグンの方がフラフラしているのだが
ベラもダメージ大きかったのか決めにいかない。

辛くてもあそこでラッシュかけてれば
ベラがKOで勝ってたと思います。
まだ34歳なのでスタミナがないなんてことはないと思います。

第3ラウンドも互いにフラフラしながら
キレのない攻防をダラダラ続けていましたが
4ラウンド開始時にはとうとう、
ショーグンのスタミナは戻っているようでした。

案の定、ショーグンがパンチで攻めまくり
顔にフックが入ってベラがフラッとしたのは仕方ないとしても
顔をガードしなかったので追撃のパンチが2発入って
ベラは崩れて倒れました。

後はショーグンが上から殴るだけで
すぐにレフェリーが止めました。

ベラはよほど疲れていて
ガードの手を上げる力すら残ってなかったんでしょうか?

でもああいうのを見ると、
今話題の「無気力試合」という言葉が脳裏をよぎります。
というか筋書き決まっている「八百長」かと疑いたくなります。

振り返って、ショーグンのスタイルは
頭角を現しだした7~8年前と同じままですね。

テイクダウンしてからは強引に
相手が絡ませているガードの脚を何とかして引き抜き
サイドやマウントポジションから殴ったり技をかける、
このパターンは健在です。

ショーグンの強さは
昔はスタミナと言われてましたが
実は
エメリヤーエンコヒョードルのような天性の切り返しの速さ、
それは
インナーマッスルの発達ではないかと私は思ってきました。

それより今回思ったのは
よく何年もの長い期間
格闘技を続けられるなと感心します。

痛いし疲れるはずですし、
金や名誉もあるけど、
やはり格闘技が好きなんでしょうか。

博打でもそうですけど
勝てば面白いし疲れを感じないものですが
格闘技は痛いですからねえ(笑)