2012年10月29日月曜日

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬

原題は Johnny English Reborn

ミスタービーンことローワン・アトキンソン主演。

007シリーズのパロディで
カテゴリーとしてはコメディになるんでしょうが
若干のアクションやロマンスも入ってます。

私は007シリーズが好きなのですが
全く別物なので、それなりに楽しめます。

2011年に封切られた映画で、
テレビCMをやっていたので
見てみたいとずっと思っていました。(日本では2012年公開)

MI-7を辞めて(干されて?)チベットで修業中の
ジョニーに任務が回ってきます。

中国の首相が暗殺される計画があるので
それを阻止するという任務です。

雪山のゴンドラ内で戦うシーンでは
金玉蹴られたり面白いのですが
・・・・・
そこから落ちるシーンをCMで見て
どうなるのか興味津々だったのですが
そこそこ期待に応えてくれる展開でした。

他に高速で走る車椅子や
007で使われるような道具類も出てきます。

何度も白髪の老女を
暗殺者と間違えてボコボコ殴ってしまうなど
・・・・・
単純すぎて展開が読めてしまうのですが
吉本新喜劇のような「お約束」の笑いですね。

映画もほぼ終わりかけの頃に
ブロンド美人といい関係になるのですが
まあこれはオマケですね。

個人的にミスタービーンの映画は
間がもたないというか
・・・・・
すぐに飽きてしまい退屈さを覚えるのですが
この映画は適度のアクションやサスペンスで
面白いと思います。

このREBORN(気休めの報酬)は第2作です。
1作目の日本語吹き替えはぐっさんが担当。

その後、テレビでは放送できないような
下品なミスタービーンの物真似をやったせいか
本作品では吹き替え担当者が岩崎ひろしに変わりました。

あまり関係ないかもしれませんが(笑)

2012年10月17日水曜日

LOOPER (ルーパー)

映画館で見ました。
日本での封切りは2013年1月のようです。

タイトルのルーパーというのは
(未来から来た人を消す)殺し屋のことです。

凄腕ルーパーのジョー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、
タイムマシンで未来から送られてきた人物を消す仕事を受けます。

その標的は、実は30年後の自分でした。

その未来の自分はブルース・ウィリスですが
最初はブルース・ウィリスとわからないくらい老けてました。

頭のてっぺんは元々ないですが(笑)

サイドにわずかに残った毛も白髪になったせいか?
かなり年取りましたね。

ジム・ロジャーズ(米国人投資家・シンガポール在住)
を彷彿とさせましたね。

さて、未来の自分がタイムマシンに乗って
30年前に戻ってきた理由は
シッドという子供を殺すためでした。

ブルースウィリスは中国人女性と一緒になり
中国に住んでいましたが
シドが30年後に手下をブルースのもとに送り、
同棲していた女性は撃たれて死んでしまいます。

シドは超能力を持っていて
映画の中でも何度もその力を見せます。

大人になると、
その力を使って恐るべき殺戮者になるというのです。

子供のうちに消してしまわないと
大変なことになるということでした。

しかし現在のジョーは
自分に少し懐いているシッドを殺すのは忍びない。
(どういう経緯で懐いたのかは映画を見てください)

また、シドは母親と2人暮らしですが
自分と1度関係を持ってしまった母親がついている限り
悪い大人にならないように母親が教育するだろう、
と考え・・・・・

最後まで書くと営業妨害になるので
このへんで止めておきましょう(笑)

こういう映画は派手なアクションと並行して
少しづつ理解できるようになっていくという展開で、
なんだか分からないうちに物語が進んでいくので、
少し予備知識を入れてから見る方が面白いと思います。

タイムマシン、超能力を持った子供、アクションなど、
いろんな要素が絡んでいて面白かったです。

アクションが派手すぎないのも
ストーリー性を重視しているのでは、と思いました。

時代設定は2042年だったと思います。

SF映画らしく、近未来的な乗り物などもたくさん登場して
そういうのも何となく微笑ましいです。

2012年10月1日月曜日

Evil Goes Global

副題 RESIDENT EVIL: RETRIBUTION

ミロジョボビッチ主演のバイハザード・シリーズ最新作。
3Dデジタル版です。

日本では第5弾と明記されてますが
海外ではそこんところは表示されてませんね。

最初は幸せな家族が
ゾンビに襲われるシーンから始まります。
ミラ・ジョヴォヴィッチが母親役です。

ゾンビが突然現れる瞬間はビクッと驚いてしまうのですが
何度かそれが繰り返されると、
大音響が一瞬先にドカンと来るので
そっちに驚かされているのだとわかってしまいます。

種明かしされたみたいで、それ以来
驚かなくなりました(笑)

イントロ部分で
バイオハザードのシーンがいくつも流れたので
バイオハザードの続編だとわかりましたが
どういう展開なのかはまだわかりません。

ゾンビは人間と同じ速さで走り、
追いつくと噛みついたりしますが
人間が抵抗すると4つに割れた舌を伸ばして
人間を飲み込もうとします。

ここで私はやっと
ゾンビでなくバイオハザードなのだと気付きました。
(映画の中では一応ゾンビだそうですが)

また東京でミラに襲いかかるゾンビ役が中島美嘉ですが、
映画を見た後に調べると、前作でも出演してたんですね。

鑑賞中は
「中島美嘉もオーディションを受けに行ったのか」
と思っていたけど、真相は
彼女のミュージックビデオを見た監督が
彼女にオファーしたということらしいです。
ちなみに監督はミラの夫だとか。

ただ東京でのミラジョヴォヴィッチのアクションシーンは
スローモーションになるんですが、少しだけ残念に思いました。

リアルファイトじゃないんで仕方ないんですが
ミラのパンチや蹴りが当たる直前に
ゾンビ役が少し顔を後ろに逃がしてショックを和らげようとするのが
ハッキリわかってしまうのです。

スローにするから視聴者に見えてしまうので
この点については普通のスピードで流す方がよいと思います。

バイオハザードシリーズは1と2しか見てなかったんで
エンディングはちょっとハッとさせられました。

振り返っての感想ですが
激しい戦闘シーン、アクションシーン満載なので
大画面、大音響の映画館で見る方が迫力が増して
楽しめると思います。

総合評価は「面白かった!」です。