2012年2月27日月曜日

the adventures of Tintin

スティーブンスピルバーグ監督の
CG映画(コンピュータグラフィック)です。

日本では未だ封切られてないと思いますが
敢えて邦題を付けるなら
「ティンティンの大冒険」でしょうね。

あ。吹き替えの問題で
「タンタンの大冒険」かもしれません。

映像はかなり実写に近いですが、
よく見るとCGだとわかります。

アニメかもしれませんが
あれがアニメならすごいです。

ティンティンという男の子が主人公の
昔からある話を映画化したものです。

日本以外の外国では
主人公と飼い犬とのイラストと共に
TINTIN? という文字が印刷されたTシャツをよく見かけます。

あれが正にこの物語です。

なお吹き替えでは「タンタン」と発音してますが、
日本では誤解されないよう、
また、笑われないように意図したものでしょう。

物語はタンタン君が蚤の市みたいな所で
帆船模型を100ドルだったかな?
で買います。

その直後から事件に巻き込まれていきます。

最後は海賊の末裔でアル中のダメ船長と一緒に
頑張ってお宝を発見したものの、
ほんのわずかな額にダメ船長はガッカリします。

しかしタンタンは他にもお宝があることを知っていたので
ダメ船長にその話をして末裔は大喜びする
という場面で映画は終わります。

まだ残っているお宝は
金塊200kgとタンタンが言ってましたから、
現在の価値だと8億円以上ってことですね。

特にストーリーが面白いわけでもなく
映像が衝撃的なわけでもないですが
映画やアニメ業界には
CGで作ったというのが驚きなのかもしれません。

素人の一般人には受けなくても、
プロには受けるという類の映画かもしれませんね。

あるいは子供向けの映画、ということでしょうか。

「夏休み子供映画祭り」
なんてタイミングで封切られたら
子供と一緒に映画鑑賞に行くとよいかもです。

2011年12月7日水曜日

日産を甦らせた英語

古本屋で50円+消費税で買った本。

この本も1年前くらいに読み始めたのですが
やっと読破しました。

これからの日本人は海外に出て行く事を考えないといけない
という思いは震災で一層強くなったのですが
・・・・・
そのわりに並行して読んでいる本のなかで
この本は常に後回しになっていました。

なぜなら冒頭からチャプター3までに限っては
私のように個人的に語学に取り組もうという者にとって
全く持ってつまらない内容だったからです。

主として企業向けの内容で始まります。

英語の必要性とか、日産はどう取り組んできたか、
成功する企業はどう英語研修をやっているか、など
英語研修担当部門の人間向けに書かれていて
英語の勉強の方法論は後回しだからです。

個人で英語に真面目に取り組もうという人にとって
興味深くなるのはチャプター4からです。

チャプター4は英語学習についての悩みですが、
学習者からの疑問点(質問したい点)も含まれています。

その中で
私にとって役に立った内容、へ~っと思った内容、
なるほどと思ったり、やっぱりそうか、という項目は

・絶対的リスニング力の養成
(聞き取れなければ何も始まらない)
・どの教材がいいかわからない
・学習者は常に「語彙不足」に悩む

チャプター5では
・いっそカタカナで聞き取った方がいいのか
など、全項目が参考になった。

チャプター6も、
英語学習における常識再考として
英語学習に関する平均的日本人の疑問点について述べている。

ずばり答えている項目は少なく、
遠回りして著者の考えを述べているので
よく読まないと、
当該項目がどんな疑問点だったか忘れてしまう。

が、ここも参考になるので学習者は心したい。

チャプター7は
企業人向け英文法戦略と中学校で習うことの復習だが
英語を学ぶ人はよく読んだ方がいいし、
他の言語にも当てはまると思うので
さらっとでも目を通す方が良いと思う。

チャプター8と9は
私には正直退屈な内容だったが
ビジネスマンなら読むべき項だと思う。


最後に、普通の読者ならサラッと流してしまう
一文だったろうと思うが
私の認識と同じだった文がある。

語学を習得するには根性や熱意が必要

この一文はどの頁だったかも覚えてないが
著者の言わんとする事は納得できます。

私も根性を持って頑張ろうと
今日、改めて思いました。

語学習得という点において、
学習のコツは英語だけでなく他言語にも当て嵌まるはずなので、
外国語を学ぼうという人には一読をお勧めします。

学習者は枕元や机の本棚の片隅にでも置いておき
勉強に疲れたり行き詰った時に読み直すとよいと思います。

2011年12月1日木曜日

名作詰将棋

読後の感想ではなく、
途中の感想というか途中経過なのですが・・・

以前、第66問を解いたところで
目の疲れがひどいので止めてしまったのが、
名作詰将棋 二上達也/福田稔
この本です。

ある日、風呂上りに何か軽く読める本を、と
本棚を漁ると、
本屋のカバーをかぶせた本が気になって
手にとってみると、これでした。

懐かしいなぁと思い
ページをめくってみると
面白そうな問題が並んでました。

最後に解いた第66問は
「第5章 面白い詰め将棋」
の1問目ですが、
この章は「曲詰め」という、
形の面白い問題ばかりを集めた章です。

形を美しくするために駒の配置が制限され、
そのため必然手が増えてしまいます。

以前、この第66問もそうで、
必然手の連続なので読み抜けがないかどうか
それだけを確かめる時間がほとんどでした。

一応しおりを挟んでおいた次の67問目が
詰め上がりが面白そうな形でした。

そのタイトルも「日露戦争詰将棋 第15番」で、
一見して筋がわかる簡単そうな形なのでやってみました。

明らかに焦点に捨て駒する形なので
捨てる順番だけを確認すればよく、
3分ほどで解けてしまいました。

そして次問以降も趣向を凝らした
興味深い形がズラリと続き、
しかも簡単そうな曲詰めばかり。

もう一度挑戦してみる気になりました。

まずは第5章を全問やっつけようと思います。

第6章は大道詰将棋なので
よくよく読まないとウッカリ読み抜けが多いはずなので
とりあえずは第5章だけ、と考えました。