2026年2月14日土曜日

金利も配当もないからこそ、金価格は上がりやすい

 

ー前回のつづきですー


バフェット信者さんに

真実をお伝えしましょう


バフェットの師匠は

ベンジャミン・グレアムの他に

もう一人います


それが

フィリップ・フィッシャー


彼の主張は

「配当は少ない方がよい」


当たり前の話

これが分からぬ人は詐欺被害に遭いやすい人


解説しましょう

配当金は利益の中から支払われる


正確に言うなら

赤字でも配当を払うことはできるが

常に赤字経営の会社から

配当を永続的に払うことは不可能


で、

会社が利益剰余金から配当を払う

(溜め込んだ金から、一部を割いて株主に配る)


すると、会社が持っている現金が減る


当然に、会社の価値も下がる


1億円の純資産を持つ会社は

時価総額1億円の時のPBRは1.0倍


そこから1000万円の配当金を払うと

純資産が9000万円になるので

時価総額が9000万円でPBR1.0になる


PBRが同じままなら、

株価は1割下がる計算になる


まだ理解できない人に、もう一度いきましょうか


株数が1万株の会社

純資産1億の時にPBR1.0なら

株価は1万円


その会社が配当金を総額1000万円払うと

純資産は9000万円になるので

PBR1.0なら株価は9000円に下がる


配当金は

神様が天からバラ撒くのではなく

会社が溜め込んだ利益剰余金から払う


配当を出せば出すほど純資産が減るから

会社の価値は下がり

株価は理論上 下がる


権利落ちすると

予想配当に対応した分

株価が下がるのは

少し株をやれば分かる話


「権利落ちしても上がる場合もある」

と強弁する人は

以下の質問に答えてほしい


「権利落ち・配当落ち」がない日に

株価が下がる日があるのは何故ですか?


株価の変動そのものは

権利落ちや金利変動や為替変動と無関係に動く方が多い


なぜ毎日毎日、株価が変動するのか?

会社のファンダメンタルズは変わらないのに

毎日どころか、1秒以内に数ティック動く事もある


昨日の今日とで、

もっと言えば一日のうちでも午前と午後で、

経済や会社のファンダメンタルズが

どう変わったのか、教えてほしい


悪いニュースが出ても

株価が上がる日もある


なぜでしょう?


短期的には

権利落ちの勢い以上に

買い圧力が強くて

株価が上がることはある


配当が多いほど優良銘柄

と思っている人は

そのうち負ける人です


同じ理由で

毎月分配型の投資信託を

買っていた人は負け組


タコが己のしっぽを食ってるのと同じ


太陽光発電は

コストゼロで儲かる

と思っている人と同レベル


まず設備投資に金がかかるし

ラニングコストがゼロですらない

維持保安のコストがかかる


オマケに

住処や餌場を追われた熊が

市街地に降りてきて

人間を襲う


兎に角、

「金投資は金利が付かないから駄目」

・・・と、本当にバフェットが言ったかどうか

私は知らないが

言ったことになっているので

私もそれに反論すると


さっきの理論で

金利とは配当と同質の物なので

会社が配当を払えば

会社の価値が下がるのと同様に

金利を払えば金価格は下がる必要がある

実際には金利も配当もないので

理論上は金価格が下がらない


配当や金利を払って身を削って価値を下げる株と違い

金は需給だけで価格が変動する


別の例で言うと

FXでスワップ金利が貰えるから

高金利通貨が上がり

低金利通貨が下がる


こんな理屈が大勢となっているが

では実際に、その通りになっている?


その逆も多くあるが

なぜなのだろう?


自称「現役ファンドマネジャー」がよく言う

「為替は金利差で動くんじゃないんですか?」


よくこんな頭でファンドマネジャーが務まるな?

って思う


株価も為替も債券も金などの商品も

需給で価格が決まるんですよ。


為替レートを簡略化して説明すると、

輸入より輸出額のほうが多ければ

受け取ったドルを日本円に換える方が多くなる

つまりドルを売って円を買う方が多いわけで

円高になる


金利差で為替レートが決まるのではない

飽くまでも需給で決まるのです


最近、価格が暴騰している

PC用のメモリ(RAM)やSSDなど

なぜ値上がりするかというと

AI関連企業、データセンターなどが

メモリを爆買いするから、

つまり需要が供給を上回るからだが

それと同じ理屈


ここが理解できない人は

投資や投機で最後に負ける人

あるいは、詐欺師に騙される人



私が言いたいのは

「金利が付かぬから投資する価値なし」

という常識?バフェットの主張? を疑え

ということ

逆に

金利や配当が高いほど警戒すべき



今回お伝えする事は、


①現状は株より金の方が儲かる

しかも楽して、もっと儲かる


ということと


②金利や配当が付く投資対象は

理論上は値下がりする物


ということと


③リスクとリワード(リターン)を天秤にかけ

何に賭けるのが安全で確実か?


どれが一番儲かるかは二の次で、っていうか

「期待値」を考えてみれば

何に投資するかは自ずと見えてくる


期待値とは日本語の語感からは

希望値と誤解されそうだが

正確に言えば

リスクとリワードを総合的に考え

値幅と確率も考慮に入れて予想されるリターン


確率という数字だけでなく

起こりうるあらゆる事態を考慮して

弾き出す方向性と言ってもよい


金価格より上がる株の銘柄も

なかにはあるが

それを正確に選んで適切に投資できるひとが

この世に何人いるだろう?


会社が潰れれば

株価は原則ゼロ円になる


金は潰れないし

ゼロ円にもならない


株価を動かす要素と

金価格を動かす要素

比較すれば

株より金の方が安全と思われる


もちろん

1月末ころのような

ヒステリーのような金価格急上昇の時に

飛び付き買いをすれば

ゴミ株に負けることすらある


その点については

投資のやり方で差が付く

と言うしかないです