2019年12月22日日曜日

塩田温泉 夢乃井

里湯ひととき 夢乃井

姫路の奥座敷と呼ぶべき立地で
ホテルでなく温泉旅館というのが正解でしょう。
(厳密には温泉ではなく、冷泉ですが)

将棋のタイトル戦なども過去2度?開催され、
そこそこの高級感が保たれています。

他にも名誉ある行事・催事が行われたときの写真を
通路に掲示してあります。
ちょっと箔が付くというか、栄誉ある事でしょうね。

私は数年に一度くらいの頻度で利用しますが
宿泊したのは初めてです。


今回は年末の忘年会シーズンたけなわで
駐車場もいっぱい、宿泊客もいっぱいでした。

なので
旅館にとっては
評価を受けるのに不利な時期でしょうが
サービス・設備で気になった点を挙げます。

レビューの前に部屋からの夜景をば。
ボヤっとした写真ですが・・・。

1.
刺身の表面が乾燥していて
切ってから結構な時間が経っているのが明らか。

仕方ないのはわかります。

この時期の、しかも土曜日の夕食ですから、
何百人もの料理を作るのは大変に時間がかかる。
もしかしたら1000人分以上かもしれません。

ちなみに
料理は美味しかったです。

お食事処「夢暦」の「お会席ランチ ¥5500円税別」
と同じ内容だったと思います。


2.
大浴場は高級感ありましたが、
一部、寒い所を通っていかねばなりません。

そして、
風呂へ行く時は寒さを感じただけでしたが
部屋へ帰る際は微かに異臭がしました。
鶏舎のような匂いでした。

でも近くに鶏舎はなかったと思います。
北へ数km行けばあるのは知ってますが
そんな遠い所からではないでしょう。
もしそうなら旅館の周囲から既に臭いはずです。

それに、
連れは、特に臭いは感じなかったと言ってました。
なので私一人の気のせいかもしれません。

ちなみに露天風呂もあるし、
綺麗で清潔感と高級感ある大浴場です。

あ、大浴場というほど大きくはないかな。
でも露天風呂があるので結構なスペースですね。

田舎なため、日没後は明かりも少ないので
露天風呂からは夜景より夕景の方が楽しめるでしょう。

心和む景色ですよ。


3.
朝食バイキングにて。

フォークが置いてなく、
スプーンも小さなティースプーンのみだったので
「?」と思い、
キョロキョロ探していると
ウェイトレス?さんがすぐに声をかけてくれたのは有難いですが・・・

その人は私の日本語を理解できない人でした。

で、すぐにもう一人の女性が来てくれ、
その人は日本語を理解できたようなので
スプーンとフォークを頼むと
1~2分ほど待たされた挙句、ナイフとフォークを持って来たので
前日に飲みすぎて疲れているせいかイラっとしてしまいました。

外国人と思しきウェイトレスさんは4人ほどいたと思います。

みんな日本での接客マナーを心得ているようで
過剰なサービスもしてくれる人もいて、その点は好印象ですが、
日本語がわからないのは困りものです。
日本人女中さんもいるので最後は何とかなるんでしょうけども。

なお、朝食は和洋あって、ジュースも3種類だったかで
洋食に関してはどれも美味しいし、充実しています。
ヨーグルト(?)が、かなり粘りある珍しい物だったり。

きれいなレストランで景色も楽しめます。


プールもあります。
今は使ってませんが。

温泉と謳ってるんだから
温水プールにすればいいはずですが、
実は冷泉をボイラーで温めているので
コストかかってしまうからNGなんでしょう。


以上、
気になった点を挙げましたが
実は総合的には高評価です。

駐車場で、どこに車を止めようかと迷っていると
すぐに駆け付けて案内してくれたリレーションシップというか
いつもはレセプション周りにいる男性だったり。

日本語は不得手でも
笑顔で接客してくれるウェイトレスさんだったり。

綺麗で高級感ある建物や設備など
流石は将棋のタイトル戦を開催するほどのレベルで、
年末のこの時期でなく、
平常時ならかなり満足できると思います。

次回は昼食ランチにでも利用してみようかな。
田園風景を見下ろしながらのランチは格別でしょうね。