2013年4月21日日曜日

007 SKYFALL (007 スカイフォール)

DVDを買って鑑賞しました。
007シリーズ好きなのです。

冒頭から派手なアクション連発で楽しめます。

トランスポーターのシリーズのような
200%ありえないアクションシーンとは違い
007のアクションは「超凄腕スパイならあり得る?」
ってレベルのアクションなので面白いです。

007シリーズとトランスポーターシリーズの
格の違いというと変ですが、そういう何かを感じました。

ストーリー展開は既に
各種ウェブサイトやブログ等で明らかにされてますから
ここでは触れませんが・・・・

冒頭から断続的にアクションシーン連発ですが
流石にそのインパクトが144分間は続かないので
ちょっと中だるみすることと
(長めの作品なので仕方ない面もあるでしょうが)、
船で廃墟の島に連れて行かれるときの
舟が島に近づいていくのを空から写したシーンが
特撮というかCG合成丸出しなのが残念でした。

007シリーズは世界中のファンが楽しみにしているので
細部にもこだわって欲しいところです。

もちろん、それでも楽しめる作品ですから
映画館で見てない人はぜひDVDで観ましょう。

前にも書いたかもしれませんが
ダニエル・クレイグになってからは
エンディングでボンドガールと乳繰り合わないようです。

だから、ニヤッと終わるパターンではなく
何となく日本人の感性にも合うというか
クールな作品になっていますね。

2013年4月20日土曜日

プラトーン

映画プラトーンは1986年の話題作です。
レンタルDVDで見ました。

今まで2回見たはずですが、詳細が思い出せない。

疲れが溜っている時によくやる
”見ながら眠ってしまう”パターンかと。

チャーリー・シーンの横顔や
エライアス・グロージョンが倒れるシーンなどは
はっきり覚えてたんですが。

今回は目が冴えた状態で鑑賞しましたが
話題だったほどの衝撃が感じられない。

一般のアメリカ人にとって
アメリカがやる戦争は全て正義の戦い、
アメリカは世界の警察と信じているので
戦争未経験者は何も知らないんでしょう。

だから
仲間割れした事を根に持って
ジャングルで味方を撃ち殺したり、
前線では麻薬が手放せない状態だったり、
民間人の小さな村を焼き打ちにしたり、
その村のベトナム人を殴る蹴るの挙句、殺したり、
村を焼いた後、ベトナム人を連行する最中、
3~4人がかりで少女に暴行しようとしたり、
そんな事が次々に同胞の手で行われる
それが衝撃的だったんでしょう。

それでもアメリカ映画ですから
アメリカがベトナムの民間人に対して
やった非道な行いはあっさりと描き、
仲間割れや味方を殺す事件が頻発する点に
悲惨さが集中するように描写されてます。

正直、日本人にとっては
くだらない映画という以外の何物でもない映画です。

当時としては
戦闘シーンに迫力があったのかもしれません。

それも話題になった一因かもですが、
現代では物足りない。

ターミネーターやランボーなどの
迫力ある映画はあったはずですから。

監督がベトナム戦争を経験していて
実体験に基づくストーリーというのが
大した作品でもないのに話題になった一因でもありましょう。

なお、最初だったか最後に流れるキャストを見ていて
ジョニー・デップの名前がクレジットされていたので
「エッ?!」と思ったのが一番の衝撃、
という程度の作品でした。