DVDレンタルで見ました。
暇つぶしです。
2007年に世界中で公開されたので
ストーリーはここで書くまでもないでしょう。
今回は漫画の映画化版から脱却した感があります。
ビジュアル的にも3Dになりましたし、
精巧なアニメのような不思議な感覚のCGでした。
ストーリー展開もやや複雑で、
悪役を3つ立てたのが漫画を超える複雑さです。
主人公のスパイダーマンの
己の心に宿る悪の心も含めれば
主要キャラ全員が悪役ともいえます。
スパイダーマンを除く3つの悪役のうち一つは
最後はスパイダーマンに協力し、
スパイダーマンを助けるために自分の身を犠牲にします。
警察から追われて
スパイダーマンと同じような経緯で
砂男になってしまった男も
最後は理解して去ってくれます。
漫画の映画版というより
物語を複雑化したこと、
誰もが持っている可能性ある悪の部分と、
最終的に理解し、許しあい、己を犠牲にしても他人を救う、
うまく作られた映画だと思いました。
個人的には
特に好きなジャンルという訳ではないですが
気分転換がてら暇な時に
リラックスして見ると面白いと思います。